どうしてベトナムで 30 年も暮らしたの? そこでいったい何をしていたの? そう問われたら、こう答えよう。
「そこに居場所があったから」バブル絶頂期の日本を後にして 45 歳でひとり降り立ったベトナムは、戦争終結からわずか 17 年という
“戦後”の高度成長期前の国だった。覚悟はしていたものの、勝手が違い過ぎて毎日面食らうことばかり。
笑うか諦めるしかない日々の中で知ったのは、人とのつながりがすべてなのだということ。たくましい人々との交流と人情を活力に、
暮らしに仕事に奮闘しながら築いた信頼関係が、新しい人生の扉を開いたのだった。
自らの生い立ちから、“ベトナムの小松”の血となり肉となったハノイでの30年を振り返る、さわやかにして痛快な手記。
☆販売促進用チラシ(PDF)もご利用ください。
|