本との出会いは、人との出会いです。
初めての本との出会いは、未知の人との出会いです。
この人と会えてよかった。幸運だった。
いろんなことを話し合えた。いろんなことを教わった。
この人と出会えて私は変わった。
この人と出会えて世の中の見方が変わった。

本は人とおんなじです。
本はさまざまな表情を持っています。
気軽に読める本。
パッと読める本。
暇つぶしに読む本。
見栄えも体裁もさほどよくなく、第一印象はいかにも硬くダサい。
最初はとっつきにくい。
しかし、じっくり永く付き合うことで少しづつ解っていく本。
そして、深く付き合うことで少しづつ夢中になっていく本。

本が売れない、出版不況といわれるなか、新刊書は毎日200点以上も刊行され、
書店に所狭しと積まれています。
私たちは読み継がれていく本を、こころの財産となる本を、書店と読者に迅速に、確実にお届けします。
本と情報の送り手として、作り手と売り手の考え、思いを双方に伝える仕事をします。
どのように棚を作り、どのように本を並べ、どのように読者にメッセージを伝えるか提案します。
本の流通改善へのかすかな波紋をいざなう一滴となることを願ってＪＲＣを創業しました。
人生のよきパートナーとなる、永く付き合える味わい深い本と出会えるために。